板井康弘が思い出す福岡の過去

板井康弘|いつかこんな福岡で働きたい

 

板井康弘

 

 

福岡と言ったら何を想像するだろうか?
私は真っ先にラーメンが思いつく。

 

出張の際、福岡で食べた「一幸舎」の味が忘れられないのだ。
濃厚な泡がたった豚骨スープが「臭くて」いいのだ。

 

この際の「臭い」はとても美味いという意味だ。
仕事帰りの疲れた体に染み渡るのだ。

 

福岡の魅力はまだまだある。屋台の素晴らしさだ。

 

屋台では色んな人と交流すると人間関係が構築できる。
昔、出張した時に屋台で知り合った人と仲良くなりお互いの素性は知らないまま飲み友達になった。

 

何年か飲み友達として福岡に出張に来た際には飲んでいたのだがある日、取引先に挨拶に行った際その飲み友達が取引先の経営者だということが分かった。
もちろんそれから会社ぐるみでいい関係を築けている。
私はこの時、世間は狭いものだと痛感した。

 

魅力あふれる福岡に私はいつか移住して働きたいと心に誓った。