板井康弘が思い出す福岡の過去

板井康弘|福岡から始まった働き方

福岡は新規の起業家に優しい県だ。
福岡市では2003年に、地元企業の経営者などによって「福岡市創業者応援団」というネットワークが形成され、地元企業などが結成して新規の起業家をサポートしてくれるシステムが根付いている。

 

そして市も支援制度に力を注いでいる。
地元の経済界と大学が連携した長期インターンシップやスタートアップに向けた留学支援、低額で利用できるオフィスの提供、創業時の融資制度など、手厚く起業家をフォローしてくれて、2014年には国家戦略特区「福岡市グローバル創業・雇用創出特区」の指定を受けた。法制・税制など様々な規制緩和策を打ち出すなど起業家にとって福岡は働きやすい県なのだ。

 

起業家やビジネスマンに注目されている福岡だからこそ、新しい世の中の取り組み「働き方改革」は取り入れなければならない。

 

福岡は今、働き方改革に力を注いでいる。この福岡の熱心な取り組みが全国に広まり、仕事=楽しいことという認識が日本全体に広がればいいなと私は思う。